【感想】レッド・スパロー

米ロのスパイ合戦を題材にしたサスペンス映画。

主演は『世界にひとつのプレイブック』でアカデミー賞主演女優賞を獲得したジェニファー・ローレンス。

紹介

レッド・スパローのストーリー

主人公ミニカ・エゴロワは優秀なダンサーだったが、不慮の事故によって現役生活が幕を閉じる。

失業し、生活に困窮した彼女のもとに叔父ワーニャが現れ、弱みに漬け込む形で彼女をスパイに勧誘する。

一方、アメリカでは”寝返らせた”ロシア人内通者が消息不明となり、その内通者の捜索に躍起になっていた。

レッド・スパローの出演者

出演者 役名
ジェニファー・ローレンス ドミニカ・エゴロワ
ジョエル・エドガートン ネイト・ナッシュ
マティアス・スーナールツ ワーニャ・エゴロフ
シャーロット・ランプリング 監督官
メアリー=ルイーズ・パーカー 他 ステファニー・ブーシェ上院議員

感想

毒を以て(もって)毒を制する

映画自体はサスペンス仕立て。

スパイ映画と言えば派手な銃撃戦やカーチェイスを連想するものですが、この映画に関しては徹底した人物描写と、まさにスパイ的な頭脳戦が展開されます。

終盤、彼女に仇討ちされたロシア人スパイが「彼女は優秀なスパイだ…」と唸りますが、見ている側にもそれを納得させる脚本になっており、主人公ミニカのしたたかな作戦が結実するラストはこの映画のハイライトです。

アメリカを良く描きすぎ?

構図としてはよくある米国は正義、ロシアは悪。

ジョークも言い合える和気あいあいとしたアメリカ側に対し、ロシア側はそれとは正反対の暗黒社会として描かれるのですが、それは流石に自国を美化しすぎでは?と感じました。

総評

エロティックとサスペンスの両方を満たした秀作。

宣伝文句通り、ジェニファー・ローレンスが「魅せる?(見せる?)」映画であり、その一方でサスペンスものとしてもしっかり楽しませてくれる作品です。

トム・ハンクス主演の『ブリッジ・オブ・スパイ』や、ジェシカ・チャステイン主演の『女神の見えざる手』が好きならきっと楽しめるはず。

ただ、ゴア表現が割りとキツイのでその点は注意して下さい。

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