【感想・評価】『エミリー・ローズ』レビュー

洋画レビュー
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ローラ・リニー主演の「悪魔祓い」を題材にした法廷モノ。

下でも紹介していますが、この映画は1976年にドイツで発生した同様の事件をベースした映画になっています。

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紹介

エミリー・ローズのストーリー

神父による「悪魔祓い」によって命を落とした女性エミリー・ローズ。

過失致死の罪に問われた神父を、主人公エリンが弁護する。

エミリー・ローズの出演者

役者 役名
ローラ・リニー エリン弁護士
トム・ウィルキンソン ムーア神父
キャンベル・スコット イーサン
ジェニファー・カーペンター エミリー・ローズ
コルム・フィオール カール
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感想

実は法廷モノ?

「悪魔祓い」というキーワードだけを見て、勝手にそれをテーマにしたホラー映画だと思い込んでいましたが、実際は「悪魔祓い」によって少女を死に至らしめた神父を裁く法廷モノでした。

主人公エリンは教会に雇われた敏腕弁護士で、彼女はムーア神父の弁護を担当します。

もともと、エリンは「悪魔祓い」は信用していなかったですが、自身の身に起きた不可解な出来事の数々によって次第に”非科学的な”現象への理解を深めてゆき、検察側と論戦を繰り広げます。

この映画の見所は、そんなエリンが”非科学的な神父の主張を科学的に証明して反論していく”ところになり、法廷ドラマさながらのスリリングな論戦が楽しめます。

もちろん、しっかりとした法廷ドラマの一方で、「悪魔祓い」をテーマにしたオカルト的な場面もちゃんと用意されており、被害者を演じたジェニファー・カーペンターの錯乱した演技はメッチャクチャ恐ろしいです。

映画自体は法廷7割、オカルト3割という配分ですが、少ないオカルト要素を効果的に使用しているのでちゃんと怖い映画ではあります。

実は実話?

この映画の題材は、1976年にドイツで発生した同様の事件のようです。

元ネタの事件でも、やはりアンネリーゼ・ミシェルという名の未成年の女性が「悪魔祓い」になって死亡しており、アルノルト・レンツ神父がその罪に問われています。

そして、この映画はその事件を担当した弁護士(この映画の主人公)が人類学者に資料を提供し、それに自身の研究結果を書き加えたものが原作になっている、とエンドロールで明かされます。

実話ベースだからこそ、突拍子もないオカルト描写よりも法廷劇や人物描写に力が入っているわけです。

実際のところ、アンネリーゼ・ミシェル(もしくはエミリー・ローズ)は精神病に苦しめられていたと思われますが、適切な治療が受けられないことでさらに苦しい思いをしたという事実に胸が痛みます。

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まとめ

私が勝手に想像していた内容とは違いましたが、映画自体はよく出来た法廷モノでした。

実話ベースなので裁判の様子や人物描写がよく描けており、「悪魔祓い」という特異なテーマを脱線させずにキチンと最後まで描ききった点が好印象です。

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