【感想】ハングオーバー!!! 最後の反省会

ブラッドリー・クーパー主演のコメディ作品の第三弾。
二日酔い(ハングオーバー)のオッサンたちが繰り広げる、ブラックジョーク満載のドタバタ劇。

▼ハングオーバーシリーズのレビュー▼

紹介

ハングオーバー!!! 最後の反省会のストーリー

タイの刑務所を脱獄したチャオ。

一方、アランは度重なる問題行動によって精神科病院への入院が決定してしまい、フィル、ダグ、スチュの3人が、アランを病院まで送り届けることになっていたのだが、その道中で何者かに襲われてしまう。

どうやら、フィル一行への襲撃にはチャオが関わっており、彼らは再び騒動へと引きずり込まれていく。

ハングオーバー!!! 最後の反省会の出演者

役者 役名
ブラッドリー・クーパー フィル
エド・ヘルムズ ステュ
ザック・ガリフィアナキス アラン
ジャスティン・バーサ ダグ

感想

「ハングオーバー」のお約束は無視?

もはや、「ハングオーバー」ではない件。

大ヒットした1作目『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の良さは、レビューにも書いた通り─

  • 酔ってハメを外したオッサンたちが”あり得る”レベルでハチャメチャする
  • でも、どこか共感できる部分がある

というところでしたが、今作にはそれらが一つもありませんでした。

そもそも、今回は「二日酔い」でもありません。

ストーリーはざっくり言えば、“意識がはっきりした(=酔っていない)”オッサンたちが過去の精算をさせられる内容です。

なので、これまでのように大惨事の後から始まり、「また、俺たちやっちまった」と嘆きつつ、昨日のことを思い出していく作風ではありません。

正直、今作に関してはエンドロール後の「オマケ」の方が数倍面白かったです。

ネタバレに配慮して詳細は書きませんが、少なくとも私は「ここからストーリーを始めてくれ!」と本当に思いました。

お笑い担当が実質的にアランのみ

今回は「二日酔い」ではないので、お笑い担当はシラフでも面白いアランのみ。

フィルやスチュは”酒やドラッグでストッパーが外れるタイプ”なので、ずっとシラフの今作ではアランにお笑い役が集中してしまっており、今ひとつジョークが頼りなかったです。

(確かにミスター・チャオもその存在は強烈でしたが、私が見たいのはフィル、スチュ、アランのハチャメチャ感です)

  • そもそもハングオーバーではない
  • ジョークが頼りない

そして、今作はどちらかと言えばアランが主役のスピンオフ。

アランに焦点を絞れば破天荒な彼の成長が描かれるストーリーは妙に感動的ですし、チャオとの奇妙な友情関係もぶっ飛んでいて面白かったです。

ただ、「ハングオーバー」の本筋のお話ではありません。

まとめ

自らのルーツを見失ってしまった完結編。

これまでのファンほど肩透かしな内容になっており、「マンネリ化」の声を恐れずに「ハングオーバー」のテンプレートに忠実な続編を作って欲しかったです。

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