【感想・評価】『マイ・インターン(ネタバレ)』レビュー/アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロが共演

コメディ映画のレビュー
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ロバート・デ・ニーロ主演『マイ・インターン(ネタバレ)』のレビュー。

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紹介

マイ・インターンのストーリー

定年退職し、妻とは死別。

再び”自分らしく”生きるべく、ベンはスタートアップ企業のインターン募集に応募する。

マイ・インターンの出演陣

役者 役名
ロバート・デ・ニーロ ベン
アン・ハサウェイ ジュールズ
レネ・ルッソ フィオナ
アンダーズ・ホーム マット
ジョジョ・クシュナー ペイジー など
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感想

【Bad】周囲を肯定し、受け入れ続けるベン

スタートアップ企業のインターンになったベン。

ボス・ジュールズを筆頭にベンの仕事仲間の大半は彼よりも”半世紀”近く年下で、良く言えば気楽、悪く言えば敬意に欠ける態度で接して来る。

でも、彼は顔色一つ変えることなく受け入れます。

同僚の若い衆に顎で使われても怒らないし、軽口にも誠実に対応する。また、そんな人たちを常に肯定し、人々をただただ受け入れ続けます。

中盤、ベンは散々尽くしたボス・ジュールズに異動を命じられます。

「もう、やってられるか!」と言いたくなる状況ですが、ベンはそれさえも許容し、その決定を下したボスを肯定した上で受け入れます。

まるで、ベンは”周囲を肯定し、受け入れ続けることをプログラミングされた”アンドロイドのようです。

ベン側は「社会との接点が得られた」
会社側は「常に自分を気持ちよくしてくれる人を得た」

ということでWin-Winではあるのですが、最後までこの構図が変わらないので観客としては”代わり映えしないお話”に思えました。

彼の”経験”のおかげなのか?

本国では「経験は決して朽ちない(原文:Experience never gets old)」という宣伝文句が使われています。

ただ、この映画での出来事は”長年のベンの経験”というよりは、無条件に周囲を肯定し、受け入れ続けられる彼の人間性に依るところが大きいと感じました。

【Bad】カリスマ性に欠けるジュールズ

ジュールズが自己中心的。

無理難題を言いつけていたベンを秘密裏に異動させたり、部下たちに無関心だったり。

スタートアップ企業でよく見る社員から熱烈に支持されるボスという感じがなく、「なぜ、このボスに人が集まっているのか」が全く分かりませんでした。

主人公はママ友と上手く行っておらず、「働くママへの風当たりが強い」と口にしますが、彼女の人間性にも原因はあると思いました。

【Good】ひたすらにポジティブ

ベンは周囲を肯定し、受け入れ続けるので嫌味がありませんし、周囲の人々もそんなベンに感化されて次第に良いヤツになっていきます。

ジュールズの夫の不倫問題もあったけれど、ベンの一言で円満解決!

経営課題も、こちら側の一方的な都合で勝手に解決!

そして、大団円に!

という感じでひたすらにポジティブな映画です。

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まとめ

非常にポジティブで、誰も傷つかない映画でした。

ファンタジーとして割り切ればひたすらにポジティブで良い気分になれる映画ですが、「何か得られるものはあるか?」と言われると何も残りません。

個人的には、”ここまでサンドバッグに徹しないとシニアはキャリアを築けないのか”と感じ、戦々恐々としました。

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