【感想】トゥームレイダー ファースト・ミッション

アリシア・ヴィキャンデル主演の新生「トゥームレイダー」。

紹介

トゥームレイダー ファースト・ミッションのストーリー

“卑弥呼の伝説”を調査するために邪馬台国に向かい行方不明となった父リチャード。

彼の娘、ララ・クロフトは父を捜索すべく邪馬台国を目指すのだった。

トゥームレイダー ファースト・ミッションの出演者

役者 役名
アリシア・ヴィキャンデル ララ・クロフト
ドミニク・ウェスト リチャード・クロフト
ウォルトン・ゴギンズ マサイアス・ヴォーゲル
ダニエル・ウー ルー・レン
クリスティン・スコット・トーマス アナ・ミラー

情報元 – IMDb

感想

ララ・クロフト誕生のお話

今作は映画版「トゥームレイダー」の3作目ではありますが、再出発した一作目です。

なので、アンジェリーナ・ジョリー主演の「トゥームレイダー」シリーズの設定は全て白紙に戻されており、代わりにアリシア・ヴィキャンデル演じるララ・クロフトの新章が描かれます。

今作のララは伝説の冒険家ではなく、まだ地元ロンドンで燻っている若者であり、”彼女がいかに冒険家としての第一歩を踏み出したか”ということが一つのテーマとして存在しています。

ストーリーはゲーム版がベース

「トゥームレイダー」の原作はテレビゲーム。

そして、今作は”同じく再出発した一作目”であるゲーム版『トゥームレイダー(2013)』に大きな影響を受けています。

  • 邪馬台国
  • 卑弥呼の伝説をテーマしたストーリー
  • ララを象徴するクロスボウ

まさに『トゥームレイダー(2013)』の映画版と言える内容になっており、ゲーム版のファンであればより楽しめる作品となっています。

欠点はテンポの悪さとご都合主義

この映画は約120分の作品ですが、その半分近くはゆっくり進む。

最初の約20分はロンドンで燻るララの近況、そして行方不明となった父との思い出に耽る(ふける)様子が描かれます。

開始30分辺りでようやく【邪馬台国】に向かいます。

けれども、上陸後は敵に捕らわれるなどして進展が見えないシーンが続きます。

残り40分を過ぎた辺りから、ようやく”トゥームレイダーっぽい”シーンが登場。

ですが、次の瞬間、初めて手にするクロスボウを上手く使いこなし、広い無人島の中から敵のキャンプをいとも簡単に発見して強襲するシーンが続きます。

  • 普通の若者が急にサバイバル能力を発揮する
  • 広い無人島の中からピンポイントで敵のキャップを発見する

ストーリーの整合性が取れていません。

クロスボウの使い方を習得する、敵のキャンプを捜索する様子を描く時間は十分にあったはずですが、何故かそれをしなかったことで「ご都合主義」で茶を濁す事態に陥っています。

+ララの行動に合理性がない

個人的にもっとも解せなかったのがラスボス戦。

この場面ではラスボスが渡るハシゴを揺してヤツを落下させれば「一件落着!」だったのに、何故かララはラスボスに飛びかかり、反撃のチャンスを許してしまうのです。

私には”わざわざ面倒な方法を選ぶ”意図が理解できませんでした。

まとめ

決めてに欠ける映画でした。

「インディージョーンズ」や「ハムナプトラ」など、他にも冒険活劇が存在するので”あえてこの映画を見るべき理由”はそう多くありません。

私は原作の『トゥームレイダー(2013)』の大ファンですが、そんな私でも本作を褒めちぎることはできません。

決して悪い映画ではありませんが、あの「トゥームレイダー」の映画版として物足りない内容でした。

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